食品名 | 学名 | 効能 | 機能性天然物 | 文献 |
---|---|---|---|---|
アロエ | Aloe vera / Aloe arborescens | 授乳中は使用しない。 腎臓障害、出血時、腹痛、嘔吐、虫垂炎、過敏症大腸症候群のときは使用しない。 [便秘]便秘に強力な下剤として使用。 鉄剤使用による慢性便秘に有効。 有効成分アロインが大腸粘膜を刺激する。 アロインは腸内細菌に分解されて活性型のアロエエモジンアントロンになり、緩下活性をもつ。 ドイツでは濃縮乾燥アロエ葉汁を、肛門裂傷、痔、直腸手術後、常習の便秘などの際の排便を容易にするために、また便を柔らかくしたい症状のときに使用する。 [アロエ茶]キダチアロエ、使用部位:葉、採取時期:通年、効能:クレオパトラが肌の美しさを保つために使用していた。 日本へは、江戸時代に中国から渡来した。 体を冷やし子宮を収斂させ、骨盤や内臓を充血させる作用があるため、妊娠中や生理中の人、また冷え性腎臓病、虫垂炎などにかかっている人は控えた方がよい。 つくりかた:水1リットルに茶葉大さじ2-4杯をポットに入れ、火にかけ沸騰したら、弱火で約7-8分煮だす。 | アロイン アロエエモジンアントロン アロミチン アロエチン アロエウルシン | 永川祐三著 最新版 抗がん食品事典 医者がすすめる83種 主婦と生活社(2002) 藤田紘一郎監修 医者いらずの健康茶 PHP文庫 ふ34-1 清水俊雄著 糖尿病、がん、肥満など24疾患 食品の効き目辞典 真興交易(株)医書出版部(2003) |
代謝物名 | 英名 | 効能 | 含まれる食品名 | 文献 |
---|---|---|---|---|
アロエウルシン | Aloe ulcine | 潰瘍治癒作用。 ネバネバ成分、潰瘍を防ぎ、炎症を鎮める効果があるため、胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍の予防に役立つ。 | アロエ | 永川祐三著 最新版 抗がん食品事典 医者がすすめる83種 主婦と生活社(2002) 藤田紘一郎監修 医者いらずの健康茶 PHP文庫 ふ34-1 |
アロエエモジン | Aloe-emodin | 胃腸の活動を促進し、便秘を改善するが、お腹が緩くなることもある。 | 藤田紘一郎監修 医者いらずの健康茶 PHP文庫 ふ34-1 | |
アロエエモジンアントロン | -- | [便秘]緩下活性をもつ。 | アロエ | 清水俊雄著 糖尿病、がん、肥満など24疾患 食品の効き目辞典 真興交易(株)医書出版部(2003) |
アロエチン | Aloetin | 抗菌、抗カビ作用をもつ。 抗酸化作用。 抗ガン作用。 | アロエ | 永川祐三著 最新版 抗がん食品事典 医者がすすめる83種 主婦と生活社(2002) 藤田紘一郎監修 医者いらずの健康茶 PHP文庫 ふ34-1 |
アロエボラン | -- | 血糖値を下げる効果。 糖尿病予防。 | 藤田紘一郎監修 医者いらずの健康茶 PHP文庫 ふ34-1 |