食材名 | 五味 | 五気 | 帰経 | 効能 |
含有成分 | 備考 | 文献 |
酒粕 | 辛甘 | 温 |
脾 | 補気、活血、温中、腹の冷え、消化不良、花粉症 | 食物繊維,Ca,K,VB群,(特にVB1,VB2,VB6,葉酸),イノシトール,アミノ酸,アデノシン |
- | 仙頭正四郎監修、現代の食卓に生かす「食物性味表]、日本中医食養学会(2006) |
酒糟 | 辛甘 | 温 |
脾 | 補気、活血、温中、腹の冷え、消化不良、花粉症 | 食物繊維,Ca,K,VB群,(特にVB1,VB2,VB6,葉酸),イノシトール,アミノ酸,アデノシン |
- | 仙頭正四郎監修、現代の食卓に生かす「食物性味表]、日本中医食養学会(2006) |
甘酒,酒醸 | 甘辛 | 温 |
心肝肺胃 | 補気、生津、活血、温経、関節痛、産後の回復、食欲不振、透疹 | 麹酸,アルブチン,フェルラ酸,アスペラチン,ブドウ糖,必須アミノ酸,各種ビタミン(特にVB1,VB2,VB6,パントテン酸,ビオチン),イノシトール |
- | 仙頭正四郎監修、現代の食卓に生かす「食物性味表]、日本中医食養学会(2006) |
焼酎,白酒 | 辛甘 | 熱 |
胃肝心 | 散寒、活血、温経、体の冷え、冷え予防、血行促進 | エチルアルコール,エステル(酢酸エチル,カプロン酸エチル,乳酸エチルなど),有機酸(酢酸,酪酸,カプロン酸,乳酸など) |
本格焼酎や泡盛にはウロキナーゼ(血栓溶解酵素)を増やす働きがあるといわれている。 | 仙頭正四郎監修、現代の食卓に生かす「食物性味表]、日本中医食養学会(2006) |
日本酒 | 甘苦辛 | 温 |
- | 血行を促進し他の薬効を促進させる、風邪・寒邪による痛みを防ぐ | エチルアルコール,各種アミノ酸(グルタミン酸,アラニン,ロイシン,イソロイシン,バリン,アルギニン),アミン,スクロース,各種ビタミン,Ca,Mg |
日本酒の成分として記載 | 大石雅子ら編集、執筆、漢方薬膳学、横浜薬科大学編(2010) |
焼酎 | 辛甘 | 温 |
脾胃肝腎心 | 調胃、散寒、和血通経、舒筋活血、醒酒、血栓を溶かす作用、二日酔いを解消する作用、鎮痛作用 | - |
- | 梁晨千鶴著、東方栄養新書、メディカルユーコン(2005) |
紹興酒,黄酒 | 辛苦甘酸 | 熱 |
肝腎胃脾心 | 健胃消食、舒筋活血、安神強心、養血美顔 | - |
- | 梁晨千鶴著、東方栄養新書、メディカルユーコン(2005) |
日本清酒,日本清酒 | 甘辛苦 | 温 |
肝肺胃 | 活血散瘀、止渇除煩、虚血性心疾患の改善・予防作用、出血性胃炎を誘発する作用、膵炎(急性・慢性膵炎の急性発作)を誘発する作用、口内炎の誘発 | - |
- | 梁晨千鶴著、東方栄養新書、メディカルユーコン(2005) |